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中国GP終了後のドライバーズコメント

ルイスのコメント
「この週末はずっと、いつものように神様が僕たちに味方していた。そしてチームが素晴らしい仕事をしてクルマを準備してくれたので、クルマのフィーリングも週末ずっとファンタスティックだったよ」とハミルトンはレース後に語った。「チームのみんなのおかげだよ。サーキットに来ているクルーだけじゃなくて、ファクトリーにいるみんなもだ。クルマは驚くほど運転しやすく、彼らは僕が完走できるよう、しっかりとクルマを作ってくれた。本当にとても順調だった。僕はフォーメーションラップですべてを正しく行い、今までで最高ともいえるいいスタートを切った。これは今日必要なことだったね。だから僕は前がクリアな状態でターン1に入り、最初のいくつかのコーナーを容易に通過して、そこからは差を広げようとがんばった」

「僕たちは非常に安定していて、ほとんどミスをしなかった」と彼は続けた。「2回目のピットストップの後は、クルージングに入っていたよ。タイヤとエンジンをいたわり、とにかく完走しようと考えていた。僕の後ろには大きな差があることは分かっていたし、キミが当然フェリペを前に行かせると思っていたから、ただ落ち着いてしっかりと走ればよかったんだ」

「これは、僕とチームの夢でもあるチャンピオンシップに向けたさらなる一歩だね」と彼は更に続けた。「チームのみんなはチャンピオンに値する。僕たちはシーズンを通して懸命に働いてきたからね。このレースにも正しいアプローチで臨んで、ここで勝つことだけでなく、残りの2レースで出来る限り多くのポイントをとろうという取り組み方をしたんだ。ブラジルでは、去年よりもコンペティティブな戦いができるだろうね。タフだろうけど、僕たちはチームとしてそれを乗り越えられると思うよ」

マッサのコメント
「僕たちはソフトタイヤでスタートした。多くのクルマがハードタイヤでスタートするのは分かっていたよ」とマッサはレース後に語った。「僕たちのクルマは他のクルマ、特にマクラーレンとは同じタイヤを使ったときの挙動が違っていた。僕たちにとっては、ハードタイヤはグリップがなくて運転しにくかったから、第1、第2スティントではソフトタイヤ以外の選択肢がなかったんだ。だから僕たちはソフトタイヤでスタートしたし、これは正しい選択だった」

「序盤はルイスが強くて、彼は1周につき0.2秒か0.3秒くらいの割合で僕たちを引き離していった。彼は楽なレースをしていたと思うよ」とマッサは続けた。「僕たちは限界まで攻めて差を縮めようとしたけど、不可能だった。残念だけど、この週末はずっとルイスのほうがいいクルマを持っていたね」

「最後のスティントが僕は一番調子が良くて、キミに追いついて彼を抜くことができた。これはこのレースの中でいい出来事だったね。でもそれでは十分ではなかった。今日は僕たちはマクラーレンと戦っていたわけで、そのうちの1台が僕たちの前にいたんだからね。でも少なくとも僕たちは2位と3位になれたよ」

「ドライバーズチャンピオンシップについてはあまりファンタスティックな状況ではないけど、コンストラクターズチャンピオンシップのためにはとてもいい結果だったね」

ライコネンのコメント
「僕たちはチームとしてやりたいことを理解しているから、そうしただけなんだ。こういった状況では当たり前のことだよ」と、ライコネンはバックストレートで簡単にマッサにポジションを譲ったことについて語った。「今日はクルマの調子がとてもよかったし、ハンドリングもとても素晴らしかったよ。でも、残念ながら必要としているほど速くなかったんだ」

「ルイスはスタートで僕を引き離し、僕が彼よりも速かった時にはもう遅すぎたよ。彼ははるか前に行ってしまっていたからね。ピットストップを終えた後で更に速かった時にはトラフィックにはまってしまったんだ。でも、ルイスのすぐ後ろにいたとしても同じラップでピットに入ったから、彼がミスをしない限り彼をパスすることは出来なかったよ」

「今日は2位と3位でフィニッシュしたから、次はもっといい結果になるといいね。チームが期待していることはわかっているし、僕は失う物も勝ち取るものもない。チームのためにドライブしているから、今日はマクラーレンにチャレンジできなかったことを除いてはレースの進み方にはとても満足しているよ」

by f1-parcferme | 2008-10-19 21:58 | F1


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